2020-05-05から1日間の記事一覧

ミルクアルカリ症候群

大量のカルシウムと制酸剤により引き起こされる相互作用 20世紀の初め頃に,胃潰瘍の治療法として牛乳(クリーム,タマゴ,シリアルも)とMg製剤(重炭酸,ビスマスも)とを結晶ができないように30分あけて1セットとして1時間おきに飲むというものが発明され…

プラリアとランマークの違い

投与間隔と適応症の違い プラリア ランマーク 有効成分 デノスマブ デノスマブ 規格 60mg/本 120mg/本 効能効果 骨粗鬆症 多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変 用法用量 6か月に一回皮下注 4週間に一回皮下注 原発性の骨粗鬆症か…

早期胃腫瘍の内視鏡的切除を受ける患者における胃癌に対するレバミピドの化学予防効果

アブストラクト 背景/目的 . これまでの研究では、レバミピドが胃癌に対する保護作用を有する可能性があることが示されているが、胃癌のリスクが高い患者におけるレバミピドの化学的予防効果に関する疫学的研究は行われていない。本研究の目的は、レバミピド…

セントジョーンズワートの作用

CYP誘導だけじゃない作用 CYP3A4誘導させる物質として有名であるSJWはそれ以外にも相互作用があり精神領域では注意が必要。 セント・ジョーンズ・ワートの医療的利用の最初の記録は古代ギリシアにまでさかのぼり、以来利用されてきている。 またネイティブア…

抗精神病薬の副作用

そもそものサブタイプ D2阻害:CTZによる悪心の抑制、陽性症状の抑制、PRL分泌促進、EPS発現 5HT1A/B刺激:抗うつ作用、入眠改善 5HT2B/C阻害:陰性症状改善、EPSの軽減、食欲増進 5HT3遮断:腹痛、悪心、下痢改善 H1遮断:沈静、食欲増進 α遮断;低血圧 M…

非定型抗精神病薬の特徴

SDA(Serotonin-Dopamine Antagonist) セロトニンとドパミン受容体を遮断することで陽性、陰性症状をおさえる。 またこのほかにもα受容体やヒスタミン受容体、アセチルコリン受容体などにも社団作用があるためそれによる副作用が発生する。 リスペリドン(…

統合失調症の治療

治療の必要性 治療方針 非薬物療法 薬物療法 定型抗精神病薬 定型抗精神病薬 治療の必要性 多くが若年期に罹患しその後、再発と緩解を繰り返し慢性的に進行していく。社会的機能の低下を防ぐためにも早期からの治療が必要。 治療方針 抗精神病薬による薬物治…

統合失調症って?

統合失調症とは 定義 原因 典型的な症状 疫学 予後 統合失調症とは 定義 幻覚、妄想などの特徴的な症状に加え、知覚、思考、感情、意欲など多くの精神機能領域が障害される精神疾患 原因 仮説は多数存在する。脳神経によるもので解剖は難しく確定はされてい…

OS-1

OS-1 栄養成分表示 副作用 OS-1 サイトより 下記の1日当たり目安量を参考に、脱水状態に合わせて適宜増減してお飲みください。 学童~成人(高齢者を含む):500~1000mL(g) /日 幼児:300~600mL(g) /日 乳児:体重1kgあたり30~50mL(g) /日 ※gは、オーエス…